販促技ノウハウブログ

販促ノウハウブログです。元デザイナーのフットボールプランナーが販促に関わる方が役に立てられるような情報を発信していきます。

興味を持たせる事が集客への近道。なんだこれ?と思わせるCM集201712

f:id:sstotaku:20171212153051j:plain

どうやって興味を持たせるか。ターゲットを選定した後に考えないといけません。「なんだこれは?」まずはそう思わせる事が広告としては重要ですので、今回はそんな「なんだこれは?」の参考となるCMを厳選紹介致します。

 興味を持たせるのはCM動画だけではありません。交通広告ポスターでも手法は同じです。過去の記事等も参考にして下さい。

www.hansokuwaza.com

プラズマ乳酸菌 iMUSE「トレンディの法則」 KIRIN

トレンディドラマが流行った1980~1990年代の方々がターゲットになるCMです。最初は何のCMか全く分からず、「あったあった」と共感を持てる内容になっています。

そして「今から約30年前、毎日が輝いていた」「輝く毎日をサポートする」というコピーを挟み、最後は乳製品の商品紹介へと移ります。

 

共感とSNS等での拡散も考慮し作られたCMだと思います。今の時代は面白かったりすると、YouTubeなどで拡散も期待できます。キャストの知名度はこの場合それ程必要ではありません。むしろ多少わざとらしい演技の方が面白さを増長していますね。

髪の長い男性は完全に「江○洋介」をイメージしているでしょう…

www.youtube.com

監督:山口健人 プロデューサー:山田久人

『主婦の裏ワザ』- 主婦 feat.DOTAMA (OFFICIAL MUSIC VIDEO by Shufoo!)

先ほどの動画を制作した「監督:山口健人&プロデューサー:山田久人」コンビは他にもなんだこれ?と思わせるCMを手がけております。同じような作り方になるのか、見ていて飽きないですね。

どのCMもそうですが、最後まで何のCMかはわかりません。最後まで興味を持たせる。という事は難しいことですが、「あるある」を取り入れることで視聴者を滞在させる工夫をしています。

www.youtube.com

SPECIAL STUDENTバージョン

実は2016年もKIRINは同じようなCMを制作しております。この懐かしい小学生達が登場するCMも話題になりました。やはりターゲットは40代以上の方々になるのでしょう。

この様にターゲットが共感できる内容を提供する事で「興味」を持ってもらうことができます。

この記事を書いている私も丁度この世代。こんな小学生いましたねぇ。

www.youtube.com

監督:渋江修平

渋江修平監督は他にも興味を惹きつけるCMを制作しております。

FlyStation WEBムービー「Love Flying? / 風圧」篇

サムネイルで既に「なんだこれは?」となっています。それでも少し再生回数が少ないですが、興味を持たせる手法として参考になります。

www.youtube.com

FlyStation WEBムービー「Love Flying? / 平和」篇

www.youtube.com

【2002~2004,2008】ファンタ学園 名物先生シリーズ CM集 完全版

こちらも懐かしの「ファンタ学園先生シリーズ」15年も前から、こういった興味を持たせる構成でCMを制作していたんですね。当時にSNSがあれば相当拡散されたCMではないでしょうか。

www.youtube.com

まとめ

今回は「なんだこれ?」と思わせる内容で興味を持たせる。という事をクローズアップ致しました。商売の基本で消費者の心理的プロセス・モデルとなる「AIDMAの法則(アイドマの法則」の「A:Attention(注意)とI:Interest(興味、関心)」の部分になります。

近年は「AIDA(アイダ)モデル」「AIDCA(アイドカ)モデル」「AIDAS(アイダス)モデル」がありますが、詳細はまた別の機会で説明致します。是非ともターゲットが何で興味を持つか?を考えた上で企画から考えてみてはいかがでしょうか?

 

映像プロデューサーになる ファースト・テキスト 企画開発編 (ティーエムイーシュッパン)

映像プロデューサーになる ファースト・テキスト 企画開発編 (ティーエムイーシュッパン)

 

 

届くCM、届かないCM 視聴率=GRPに頼るな、注目量=GAPをねらえ

届くCM、届かないCM 視聴率=GRPに頼るな、注目量=GAPをねらえ